医療現場・地域住民への
正確で迅速な報告を目指して。
臨床検査とは、医師の診断のもとに採取された血液や尿といった検体をもとに、化学的分析や細菌・ウイルス感染の有無、様々な成分の数や種類を検査することで、健康状態や病気の診断・治療効果等を判断するためのものです。お預かりした検体を臨床検査技師の目や特殊な機器により分析した後、データ化された検査結果を必要な医師やメディカルスタッフ、医療機関へお届け致します。
- 臨床検査項目に関する情報は
こちらからご覧いただけますLaboratory laboratory database - 臨床検査案内
- 迅速性
- 私たちがお預かりした検体は、すべてバーコード運用によりシステム化されています。これは人の手によるワークシートの作成というものを省き、それにかかる時間のロスと検査ミスを少なくすることができるからです。
測定装置はオンライン化され、前回値との比較や異常値のチェックを経て誤りのない正しい検査データが、リアルタイムでサーバに送信されます。送信されたデータの中から、緊急検査項目については、優先的に臨床側へ送信されます。
臨床側にもオンライン化されている場合は、医師が端末の操作で迅速に検査情報を得ることができます。
- 地域性
- 私たちは、臨床検査データを正確かつ迅速に届けることを目指しています。それは、地域の医療機関や医療関係者からの検体をお預かりして検査を委託されているからです。
例えば、即治療を要する危険な状態を示す異常値のデータは、緊急検査でなくとも医師へ速報されて迅速に対処していただくことができます。こういった様々な検査データの報告システムを構築することで、より一層、私共臨床検査事業が、各地域の住民の皆さまの健康と各地域の医療の現場を結ぶこととなります。
さらなる環境の変化にも、最新技術を取り入れ、着実に皆さまの健康を守る気持ちで努力を続けます。