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私たちがお預かりした検体は、一般検査から特殊検査まで、バーコード運用によりシステム化されています。これは人の手によるワークシートの作成というものを省き、それにかかる時間のロスと検査ミスを少なくすることができるからです。測定装置はオンラインになっており、前回
値・異常値のチェックを経た誤りない正しい検査データが、リアルタイムでサーバに送信されます。送信されたデータの中から、緊急検査項目については、優先的に臨床側へ送信されます。臨床側にもオンライン化されている場合は、医師が端末の操作で迅速に検査情報を得ることができます。
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私たちは、臨床検査データを正確かつ迅速に届けることを目指しています。それは、地域の医療機関や医療関係者からの委託された検体をお預かりしているからです。例えば、即治療を要する危険な状態を示す異常値のデータは、緊急検査でなくとも医師へ速報されて迅速に対処してい
ただくことができます。こういった様々な検査データの報告システムを構築することで、より一層、私共臨床検査事業が、各地域の住民の皆さまの健康と各地域の医療の現場を結ぶこととなります。さらなる環境の変化にも、最新技術を取り入れ、着実に皆さまの健康を守る気持ちで努力を続けます。 |
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21世紀を迎え、医療の現場は着実に進歩し続け、めざましい発展を遂げてきました。コンピューターやテクノロジーの高度化にともない、医療分野の専門化、多様化が進んでいます。そこで絶えず要求されるのが、私たちの臨床検査、検体検査の最新技術です。患者さんの病状にあったさまざまな検査項目の依頼、その種類は1000項目を超えます。その項目を正確に検査し、それぞれの医師やスタッフに伝えることが必要とされます。治療に関する情報は、最新の機器・技術と細心の注意で正確に伝えることが、私たちの仕事であるとともに本当の使命なのだと考えています。 |
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